アスペルガーが雑談力を上げるにはリサーチ力が必要である。
ひまあずです。
あなたは普段の会話がうまくできていると実感していますか。この記事を見てくれている人は恐らく、人と会話がうまく噛み合わないことで悩んでいる人が多いでしょう。
アスペルガーならアスペルガーなりの雑談力を鍛える術としてリサーチ力がある、と社会人を数年経験し、分かってきたことがあります。
ぜひ、リサーチ力を高めて、一人前として周りから認められるようになりましょう(^^)
リサーチ力とは、情報戦を制することである。
雑談も会話の一種で、情報と情報のキャッチボールに過ぎません。相手の持つ情報がこっちに来たら、自分も知っている情報を相手に渡す作業と言えます。われわれアスペルガーや雑談が苦手な人にとっては、話術や小手先の技術を得る時間に比べたら、情報を得るほうがはるかに楽です。それに相手にすぐに共感してもらえるという即効性があります。
そして、雑談力とは情報を少しでも多く収集しておくというリサーチそのものです。事前に情報を収集し、インプットしておくことが気の利いた回答を出すのに効果的です(^^)
例えば、上司から「昨日、靴を揃えていないだけで、嫁さんにどなられてしまったよ」と話しかけられたとします。
何も知らなければ「それは大変だったんですね。」とか「奥様の虫の居所が悪かったんでしょうか?」と当たり障りのないことしか言えませんよね😅
上司に最近、子どもができたことを知っていれば、「子どもさんのお世話を見るのが大変そうですもんね」と言えば、上司も「そうなんだよ」と乗ってきてくれるかもしれません。
気の利いた言葉をわれわれアスペルガーが伝えられるようになるには、事前の準備、つまりリサーチすることが大切です(^^)
では、今度は失敗例を見てみましょう。自分の経験談をお伝えしていきます😅
どうすれば話しかけられずに帰れるか考えてばかりいた学生時代。
当方、雑談が大の苦手でした。
自分の興味が狭かったため、芸能ニュースや流行りのものとかに疎かったせいで、話題についてこれなかったからですが、それだけではありません。
当たり障りのないことしか言えないことが申し訳なさを感じていたからです。
毎回、話し終わったあとに「あのとき、ああ言っていけばよかったな」とか「自分がああいう回答をしたことで場が白けなかった」とか余計な考えがよぎってしまいます。
アスペルガーは雑談に意味を求める生き物です。
社会人になっても、仕事の知識は蓄積され、徐々にできるようになっていくのですが、雑談は仕事のように右肩上がりに良くなったいきません。
どこそこの誰か可愛かったよね、とかあそこの奥さんがバツイチらしいよとか、そんな会話でも、毎回話を充実させようと意識するあまり、上司からは「お前の話を冗談に聞こえない」と言われたこともあります。
雑談にも結果を求める性質なため、真剣に答えてしまいます。
雑談と仕事は異なります。アスペルガー社員は手を抜くことができません。雑談でも何でも真剣に返してしまいます。
アスペルガーの長所を活かし、リサーチ力を高めよう。
意味のない雑談ができないアスペルガーでも、長所はあります。結果を求めるということです。
この場合、答えとは意味のある会話をすること、つまり、気の利いた会話や相手の言い分に対する答えを用意することです。
つまり、普段から相手の趣味や悩み、職場のポジション、家の場所、通勤方法はたまた好きな食べ物や性格まて情報収集を習慣的にやっていれば、雑談に対する用意ができるようになります(^^)
情報を収集することは自分の自信に繋がる。
情報を収集てきれば、それをアウトプットすることが一番大切です。
しかし、情報を収集するだけでも、自分はこれだけいろいろな情報を調べるために準備してきたという自信にも繋がります。知らなければ、先ほどお伝えしたように無難な返ししかできず、自分の思う気の利いた回答ができません。いかに準備が必要かというわけです。
まとめ
もともと会話が苦手と感じない(そんな人はこのブログを見ないと思いますが笑)人は他の人の話から自分なりにアレンジしていけばよいのです。苦手な人、特にアスペルガーの人は気の利いた回答を出そうと雑談に結果を求めてしまいます。
では、結果を出しちゃえばいいんです。気の利いた回答を出せるし、会話も充実します。
そのためには相手の情報収集を習慣化し、リサーチ力を高めていきましょう(^^)
最後に
アスペルガーなど発達障害者むけの就職支援サイトでは、コミュニケーション力を上げるために定期的に会社の雰囲気に似せた環境で対人スキル研修を実施しています。
何事も準備が大切。実践よりもまずは練習。上を目指し、できる自分になりましょう(^^)
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