ひまあずの大人の発達障害ブログ

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発達障害(アスペルガー)の人とうまく付き合っていく方法


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ひまあずです。

 発達障害の人が社会で生活するためのブログという題目で分かるように発達障害ならではの悩みや不安を記事にしてきましたが、今回は普段、職場などで発達障害及びグレーゾーンの人と関わっている人がどのようにうまく発達障害の人と関わっていくかということを記事にしたいと思います(^^)

 ちなみに、発達障害でも以前、紹介したようにADHDからアスペルガーまで症状は様々です。ひとまとめにされていますが、特徴はそれぞれ違います。詳しくは下記リンクで見てみてください。私がアスペルガーなので、今回はアスペルガーの人を対象にした記事を書くことにします。

自閉症スペクトラム〈アスペルガー症候群〉とは? - 発達障害でも社会で生活していくためのブログ

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 アスペルガーの人に置かれた難しい状況。

 アスペルガーの人は場の状況だとか、空気を読むことだとか、相手の気持ちを察することが極端に苦手です。

 例えば、あなたが上司だとして休みを取らない部下にそのつもりがないけど、冗談で遊びに連れて行ってあげようかと誘ってみてください。多分、本気で受け取ってしまうでしょう。冗談が分からない、人の気持ちを理解することが苦手という特徴があります。

 また、アスペルガーの人は会話の文脈を理解することも苦手です。

 会話の速度についていくことが苦手で、今何について話しているのか分からないと思うところがあります。雑談だけではなく、ビジネスでは会議でも、その特徴が現れてしまいます。マニュアル作業については、得意とする人がアスペルガーの人には多いため、議事録の作成はできる人が多いと思いますが、議論の進行についていくことが苦手なため、要領を得た議事録を作るといったことは難しいと思われます。

 ただし、議事録の作成に関しては、会話の流れさえ掴むことができれば、できる仕事です。

 議事録の作成に限らず、ある仕事に求められる能力のうち、一つの能力だけが絶望的に足らないため、仕事をこなせないという大変悔しい状況になっています。そこは周りが配慮をしてあげることで、できる仕事が増えます(^^)

 アスペルガーの人には十二分の説明をしてあげよう。

 アスペルガーの人は会話の文脈を読むことが苦手です。要領を得ていない回答をしてしまい、周りから空気を読めない人扱いされ、気持ちがへこたれてしまいます。

 周りの人には、ぜひその人の 会話を理解する能力がどれくらいあるのか、普段の会話から理解してあげましょう。理解することができれば、会議の後で、ここはこういう気持ちだったんだよ。とか、言葉足らずの部分を十分に説明してあげましょう。

 普通の人が理解できる言葉量でも理解できないアスペルガーの人には十二分の説明をし、アスペルガーの人が十分に理解できるまで説明してあげることがその人のためになります(^^)

 得意とする分野を褒め、延ばしてあげましょう。

 アスペルガーの人は得意不得意がはっきりしており、能力の差が大きい症状です。

 事実、アスペルガーの度合いを検査する発達検査では、言語面や作業面などの能力の開きを見て、どのくらい差が大きいのかを検査した結果、大きいほど発達障害と診断されます。

 まとめ

 アスペルガーの人は普通の人より得意不得意の差が大きく現れているだけで、不得意なところが目立ってしまい、得意なところが見えにくくなっています。

 得意なところを伸ばしていけば、職場で欠かすことのできない社員になる潜在的能力は十分にあります。何より、反復作業についてはアスペルガー社員の能力は高く、できるようになるまで、諦めない傾向があります。努力の天才です。

 アスペルガーの人をうまく接し、お互いに充実した仕事に繋げていきましょう(^^)